教えるより、学び方を身につけさせる
スクールIE 加茂校が指導の軸に置いているのは、生徒が自分の頭で考えて動けるようになることだ。目の前の問題に答えを与えるだけでは、塾を離れた瞬間に手が止まってしまう。だからこそ、何をどの順番で進めれば力がつくのか、勉強のやり方そのものから教えていく。ノートの取り方や問題に向かう段取りといった土台を整えることで、同じ学習時間でも吸収できる量が変わってくる。やり方が身につけば、家庭での学習も空回りしにくくなり、点数の伸びが続きやすくなる。加茂市本町の教室で代表を務める長谷川清一郎氏のもと、小学生から高校生までがこの方針の下で学んでいる。
自習スペースが学習習慣の土台になる
授業の時間だけで学力が決まるわけではなく、むしろ授業以外の過ごし方が結果を左右する。開校時間中はいつでも使える自習スペースがあり、予習や復習、テスト直前の集中学習の場として開かれている。家では誘惑が多くて進まないという子が、授業のない日にも机に向かう居場所として通ってくる。授業の前後のすき間時間に宿題を片づけてから帰る、といった使い方もできる。
講師が教室に常駐しているので、自習中につまずいても放置せずその場で質問できる。定期テストの前になると席が埋まるほど利用が増え、同じ目標を持つ生徒が黙々と手を動かす空気が、一人では続かない集中を後押しする。授業で理解した内容を自習で繰り返し定着させる往復ができると、学力は着実に積み上がっていく。自習が習慣になれば自分で予定を立てて動く力も養われ、受験期の長い勉強を支える体力につながっていく。
担任制の個別指導で五教科をまかなう
毎回同じ講師が受け持つ担任制のため、生徒の性格や理解のペースを踏まえたうえで指導が進む。少人数・個別の形なので、集団では質問しづらかった子も気後れせずに疑問をぶつけられる。扱うのは国語・数学・英語・理科・社会の五教科で、苦手科目の立て直しから得意科目の上積みまで一つの教室で完結する。
指導の出発点になるのが独自の学力診断テストだ。どの単元でつまずいているかを細かく分析し、その結果から一人ひとりに合わせたオーダーメイドのカリキュラムを組む。個人的には、現状を丁寧に見てから計画を立てる進め方が、やみくもな反復に陥らない支えになっていると感じた。小学生には基礎学力と学習習慣を、中学生には定期テストと高校受験を、高校生には大学受験や内部進学をと、学年ごとに目標を据えて指導している。学年が上がるたびに塾を変える必要がないため、一人の生徒を長い目で見ながら積み上げていけるのも、この教室の通い方の利点になる。
生活に組み込みやすい立地と通い方
教室はJR信越本線の最寄り駅から徒歩六分ほどで、駐輪場と駐車場をそなえている。自転車で通う生徒も、車で送迎する家庭も負担が少ない。周辺には目印になる施設が多く、初めて向かう人でも道に迷いにくい。授業の曜日や時間帯は自由に選べるため、部活動や他の習い事と予定がぶつかっても調整しやすく、学年が上がって生活リズムが変わっても組み直せる。営業は平日が十四時から二十一時、土曜が十三時から十八時までで、日曜と祝日は休みにあたる。入塾前には無料体験授業と教室見学を随時受け付けているので、指導の分かりやすさや教室の落ち着き具合を自分の目で確かめたうえで、通い続けられそうかを判断してから決められる。


