8名までの教室が生む、聞きやすさ
和道学園の授業は、同じ時間帯に受講するのが最大8名までという規模で行われている。1コマは50分、1時間ごとに休憩をはさんで集中を切らさない。基本は自習のスタイルだが、授業中はいつでも質問できるので、分からないところを抱えたまま先へ進まずに済む。学校の大人数の授業では手を挙げにくかった生徒も、この人数なら気負わず声を出せる。
実際、生徒からは「集中して勉強することができる」「授業で分からなかったことが理解できた」という声が寄せられている。周りにも机に向かう同世代がいる環境が、ひとりでは続きにくい勉強を後押ししているのだろう。
自習も開放、年間閉室なしという設計
和道学園には年間の閉室日がない。授業のない日でも自習のために教室を開けているため、テスト前にまとまった時間を取りたいときや、家では集中が続かないときの居場所になる。通い放題に近い感覚で使える勉強場所があることは、日々の学習量を確保するうえで効いてくる。
検定を受ける場としても教室は機能する。英検・漢検・数検の準会場になっており、英検は年3回、数検は年3回、漢検は年2回の実施。外部生の受検も受け付けているので、通い慣れた場所でそのまま挑戦できる。
生徒ごとの課題に合わせた指導と実績
指導は一人ひとりの課題に合わせて中身を変えていく。つまずいた科目は基礎の部分まで戻して理解を固め、得意な科目は応用問題まで手を伸ばす。月に一度の面談で学習プランを組み直し、いま何をすべきかを見える形にして渡すため、生徒は自分の課題を自分で越えていく力を身につけていく。取材のなかで、勉強を「やらされるもの」から「自分で進めるもの」へ変えようとする意図がはっきり伝わってきた。
その積み重ねは進学先にも表れている。中学受験では私立の実践女子中学や富士見ヶ丘中学、三輪田中学、高校受験では都立の日比谷高校や文京高校、向丘高校、飛鳥高校へと生徒を送り出してきた。教室は都営三田線の蓮根駅からすぐ、蓮根を中心に坂下や西台、高島平の小学生から高校生までが通っている。


