設備から問い直す、バレエ床という選択
スタジオの床には、プロのバレエ団でも使用されるアテール株式会社施工のバレエ専用床が採用されている。床の硬さは疲労の蓄積と直接つながるため、長く通い続けることを前提にした設備選定だ。「以前通っていた硬い床の教室から比べると疲労感がかなり軽減された」という大人クラス受講者の声は、床の違いを身体で感じた率直なコメントとして参考になる。2024年開校の新築スタジオで、清潔感のある空間づくりも保護者から評価されているという声が目立つ。
JR中央線の豊田駅から徒歩10分、あるいは京王バス「旭が丘」停留所から徒歩約1分の立地にある。自転車用の駐輪スペースがあり、送迎の際は敷地内への一時駐車も可能となっている。
3歳から大人まで対応する、段階的なクラス設計
プレクラスで3歳からバレエに触れ、エレメンタリー・ジュニアⅠ・ジュニアⅡと段階を踏んで進級していく仕組みがある。エレメンタリークラスは2026年4月に新設されたもので、プレクラスから進級する子どもたちのための受け皿として機能している。大人向けは4クラス体制で、ストレッチクラスは未入会者にも開放されており、まず身体を動かすことを試してみる最初のステップとして利用できる。
中高生でバレエを初めて始める場合は、クラス選びについて個別に相談できる窓口が設けられている。プレクラスの月謝は週1回6,500円(税込)から、大人クラスは週1回9,500円(税込)から設定されており、受講頻度によって料金が変わる月謝制の他、大人クラスに限りチケット制も選べる。
東京バレエ団での舞台経験を、日野市の教室で
梅澤紘貴は2015年にチャイコフスキー記念東京バレエ団のプリンシパルに昇格し、退団後はチャコット・アーキタンツなど大手スクールでも教壇に立ってきた。小川ふみはセカンドソリストとして「ラ・シルフィード」や「ラ・バヤデール」のパ・ダクシオンなど多数のソリスト作品を踊り、退団後は東京バレエ学校での指導経験を経て現職に至る。2人とも舞台に立ち続けた経験を持つ教師が、1クラス約8名という少人数の場で指導する。
「お見本が綺麗なので身近で感じ取れるだけでも得した気分」という声は、確かにうなずける部分がある。普段のレッスンで本物のプリンシパルの動きをすぐそばで見られる環境は、動きの質の基準を自然と引き上げていく。
バレエが育てる、年齢ごとの「力」
幼児期はリトミックと組み合わせながら音楽・リズム感・表現力の土台を築く。小学生の時期は集中力と、できなかったことが少しずつできるようになる達成感の積み重ねが、物事に前向きに取り組む姿勢を育てる。大人になってからは体幹の強化と姿勢改善、音楽とともに身体を動かす時間が心身のリフレッシュにつながる。年齢によって効果の表れ方は変わるが、いずれも「基礎の積み重ね」という同じ原則のもとに成り立っている。
「バレエレッスンを継続することで強くしなやかな筋力が高まり、芯のある美しい姿勢は気品を纏う」と教師陣が伝えるように、続けることで現れる変化は身体の外側だけにとどまらない。技術の習得を目指す中で最後までやり遂げる精神力が育まれるという言葉は、バレエという習い事の奥行きを示している。


